朝、携帯を開けると生徒さんからメールが届いていました。
今年亡くなられたお父様の誕生日のために明日は大きな大きなケーキを作り、みんなでお誕生日会を開くんです！というメールでした。
でも何のケーキにしようかなと考えていたら切なくなってしまって・・・と文が続いていました。
同じ年頃の父を持つ私としてもじーんとくるお手紙でしたが、ケーキってやっぱりこういうものだなってうれしくなりました。
私にとってケーキはおやつではありませんでした。（私のおやつはお肉です！?)
父や母、兄弟、一緒に住んでいた従業員のお兄ちゃんやお姉ちゃん、誰かのお祝い事には普段以上にわいわいと食事をし、最後には必ず大きな丸いケーキが登場！ろうそくがきらきらと光り、そのまわりにはのぞきこむみんなの笑顔・・・。それが私のケーキのある風景です。
２０年ちかく前、小さなお菓子教室を開こうと思った時、まずは最初に決めました。
まあるいケーキを一台持って帰って頂こうと。
それが高野久美子ケーキサロンの始まりです。
まあるいまあるいケーキのそばにある笑顔、キラキラ、幸せ・・・そんなcakeで元気！なお話をこれからこのﾍﾟｰｼﾞで綴っていきたいと思っております。おつきあいよろしくお願い致します。 高野久美子
