高野久美子のcakeで元気!A piece of pie ! | |||||
先週の事ですが入院していた病院のスタッフさんに快気祝いをして頂きました。元々お知り合いとかでなく本当に入院がご縁でお世話になった方です。 竹やぶと行灯の道をずーっと歩くと飛騨高山から移築された民家や茶室が佇む素敵な鳴海のお料理屋さんで食事をし、その後は栄のバー、美しきニューハーフ様♪たちの店へと楽しい夜は続きました。 暴飲暴食はいけませんよと注意を受けているにも関わらず今日だけはいいねってめちゃめちゃご馳走を食べ、竹に入った日本酒もグイグイ!どんどん!いっちゃいました。 居酒屋さんの料理には焼酎が合いますが日本料理にはやっぱりお酒ですね~。なんてね。 私はこのお世話になった病院にだけは近寄らないぞという理由がありました。それは母の亡くなった所だから。 それなのに昨年末手術を受けなければいけないと決まった時、どの縁もどの話もがこの病院にしっかりと繋がっていく事を感じました。 唖然とした気持ちのままの入院でしたがひと晩過ごした途端にわかりました。 母がここで治療しなさいと私を呼んだんだって事を。 母が見守ってくれているかのように病院は居心地がよく、担当医さんたちも看護婦さんたちも本当に温かで信頼できる方たちばかりでした。 仕事しなくてもよく、テレビに読書、こーんな一日三食昼寝付も悪くないって思える程でした。 手術から今日で半年、元気にめいいっぱい仕事している今、あの時のスタッフさんにお祝いして頂き 改めて色々な思いでいっぱいになっています。 何でもかんでも自分ひとりでがんばっているぞと思いがちな私が 見えない縁に導かれて生かされていると感じずにはいられないこの半年でした。 退院の日、私がというよりは母がそうしたかったのでしょう。 母のいた病棟にお花屋さんコーナーのオレンジ色のガーべラを買占めかかえていきました。 看護婦さんは大事そうに飾って下さいました。 きっと縁でやってきてくれたうちの桃。
by takanokumiko
| 2006-07-24 23:37
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