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高野久美子のcakeで元気!A piece of pie !

天国から来たチャンピオンとスティーブジョブス。

スティーブジョブスが亡くなり、彼の残した死についてのスピーチを始めて目にした日、偶然にもBSで30年程前の映画「天国から来たチャンピオン」を見る事になったんです。
高校生の時、映画館で見て以来30年ぶりだったわけですが、その頃サウンドトラック盤のLPまで聞いていたせいか、どのシーンもどのシーンもただ思い出すというのではなく、ちょっと衝撃的な感じで蘇ってきました。
ウォーレンビーティ演ずるアメリカンフットボール選手が不慮の事故で亡くなってしまうのですが、天国の入口で天使の人間違いだったという事が分かり、他の人の体に戻っていき、、、というお話です。
(なかなか説明しにくく、よろしければぜひご覧になってみてくださーい。)
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がんという病名が自分にくっついてから6年ちかく、手術室に向かった事5回、どうしても死という事を身近に考えなければならなくなりましたが、(もーちろん死を覚悟しているとか、そういう事じゃないですよ!!!)
いろいろな本を読んでみても、サイモントン療法のセミナーで、死は怖いものではない、と話を伺ってもやはり悟りを開く程には恐怖心から逃れられてはいないです。
「死は敗北ではない。」とは思っていてもだからといって、、、です。
けれどこの映画を偶然にも今、目にし、
命はつながれていくんだな、顔形は変わっても魂は引き継がれていくんだな、天使がお迎えに来てくれるんだよなって思えました。
それもちょっと楽しい気持ちで♪♪♪
高校生の時に見た映画を30年後こんな気持ちで考える事になるとは思いませんでした。
30年ちかく、あれから無茶もして、突っ走って、でもこうやって生きてきたんだ!!!って涙が止まりませんでした。
大泣きしました。
時に、時に、見るためにDVDを買いました。

うまく気持ちが伝えられず、、、スティーブジョブズのようにうまくスピーチ出来ればいいのですが。
彼のスピーチより、
誰も死にたいと思っている人はいません。天国に行きたくても、そこに行くために死にたい人はいません。それでいて、死は誰もが向かう終着点なのです。かつて死を逃れられた人はいない。それはそうあるべきだから。なぜなら「死」は「生」による唯一で最高の発明品だから。
「死」は「生」のチェンジエージェントだから。つまり古いものが消え去り、新しいものに道を開ける働きです。いまの時点で、新しいものとは、君たちのことです。
でもいつかは、君たちもだんだんと古くなり、消え去るのです。あまりにドラマチックな表現なのですが、それが真実なのです。

新しく、新しく、生まれ変わっていったとしても魂はずっとつながれていくものと今思っています。
この秋で49歳になりましたが、丈夫に育ててくれた母への感謝の気持ちが年々強くなってきました。
そして私に引き継がれてきた命に感謝します。
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チェロはたのし~い。イメージとしてはぽんぽこ狸がお腹をたたいて音を出している感じ ♪♪♪ ポンポン。

by takanokumiko | 2011-10-12 22:59
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