高野久美子のcakeで元気!A piece of pie ! | |||||
昨秋、ロンドンにて草子さんとケンジントンを歩いていた時の事、 「ロンドンではローマジパンが見つけられなくて、何かで代用できますか?」って草子さんから質問を受けました。 ローマジパンはアーモンドと砂糖を練ったペースト状のお菓子材料なのですが、 「アーモンドプードルと粉糖、卵白を練れば作れるよ。」ってお答えしながら、 あれっ!!!この事を教室の生徒さんにお伝えしていないような?!?!って気づきました。 そこで今月のお菓子、 「チョコレートのパンドジェーヌ」 はアーモンドプードル、粉糖、卵白を練るところから始めます。 ジェーヌっていうのはイタリアの港町ジェノバの事なのですが、 アーモンドにバターにチョコレートという、昔であれば贅沢の極みのような食材、それ以外にも金属、宝石、、すべての物が集まってきていた豊かな都市であったのだろうと想像出来ます。 (旧市街に見つけた老舗のお菓子屋さん、市役所に保存されているパガニーニのヴァイオリンにその名残は感じられましたが、10年程前訪れたジェノバはちょっと薄暗いさびれた港町でした。) 焼き菓子や、クラスによってタルトと一緒に召し上がっていただいているのは卵や乳製品を一切使っていない豆乳のアイスクリーム。 チャヤマクロビオティックさんの商品です。 焼き菓子やムースの味を邪魔する事なく、アクセントになってくれています。
by takanokumiko
| 2010-01-18 11:06
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