高野久美子のcakeで元気!A piece of pie ! | |||||
寒さが厳しくなるこの時期になるとどうしても入院していた頃を思い出します。 先日も病院に出掛け、私がいた病棟へとつながるエレベーターの前で検査を待っていると 点滴棒を支えにヨタヨタと歩く自分や 動けるようになって、病院を抜け出そうとコソコソとバス停へと向かう自分が通り過ぎていってウルッときてしまいました。 (毎日バスと電車を乗り継ぎ、いよかんピールパンを買いに行ったり、アボカドサンドイッチのおいしいお店へ出掛けていたのです。) ウルッとしてしまうのは決してつらかったと思い出しているのではなく 病室中を真っ赤な花やランチョンマットで飾り、ランプやナショナルイオンスチーマー、ジューサーまで持ち込んで、落ち込まないよう、手術に立ち向かうぞ、お~!!と気合を入れていた可愛いくみちゃんの事が大好きでいとおしいのです。 う~ん私って綺麗。美しい。なぞと思う思考回路は持ち合わせてはおりませんが、結構私は自分が大好きな隠れナルシストです。 退院をし、庭にやってくるメジロや鶯を見ながら人参のポタージュや小豆を煮ていた頃も思い出します。 最近具だくさんのお味噌汁が続き、飽きてきていたのでおだしをそのままいただいてみました。 煮干と干ししいたけ、昆布のスープです。 「病気は私たちを苦しめるような冷酷なものではない。むしろ病気は私たちの魂から自らの欠点に気づくようにさせてくれる。私たちがさらに大きな過ちを犯して自分を害することがないようにさせ、見失ってはならない真実の光りの道へひき戻してくれるのだ」 英国の医師、バッチ博士の言葉ですが私もこのように思っています。
by takanokumiko
| 2008-01-18 21:09
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